福岡県市民教育賞

一般社団法人 地域企業連合会 九州連携機構

受賞者一覧

第12回

教育者奨励賞 受賞者

慶田 喜彦 氏写真001

慶田 喜彦 氏写真002

慶田 喜彦 氏写真003

福岡県立須恵高等学校 指導教諭

慶田 喜彦 氏

Hirota Yoshihiko

福岡県立高等学校指導教諭 専門教科:外国語(英語)
平成2~3年玄界高等学校教諭 国際教育主任
平成5~7年新宮高等学校教諭 研修主任
平成8年玄洋高等学校教諭 第3学年主任
平成9~11年玄洋高等学校教諭 第1,2学年主任
平成12~15年光陵高等学校教諭 第1~3学年
平成15~20年光陵高等学校教諭 教務主任
平成22~26年須恵高等学校教諭 研究主任

生徒を引きつける授業展開に長けており、生徒の持つ能力を最大限に引き出す授業を行っている。生徒からの信頼が厚い。平日の放課後土曜日の午後に希望者対象に行っている英語の特別課外授業「Kゼミ」が、毎年100名以上の生徒が受講し、着実の学力を向上させている。 指導内容が体系化されており、学習方法から丁寧に指導し学力を引き上げる。自作の教材も作成し、生徒の状況に合わせて、興味を引く授業を展開する。

吉留 康一 氏写真001

吉留 康一 氏写真002

吉留 康一 氏写真003

芦屋町立芦屋小学校 教諭(研究主任)

吉留 康一 氏

Yoshidome Koichi

平成3年3月神戸大学教育学部卒業
平成3年4月~平成6年3月神戸市立湊小学校勤務
平成6年4月~平成13年3月神戸市立狩場台小学校勤務
平成13年4月~平成21年3月福岡県宮若市立吉川小学校勤務
平成21年4月~現在福岡県遠賀郡芦屋町立芦屋小学校勤務
(平成23年4月~平成24年3月)福岡教育大学附属小倉小学校にて研修
平成24年4月~現在遠賀郡体育部会副部会長
平成25年4月~現在芦屋町スポーツ推進委員
平成25年4月~現在研究主任(国語科)

学校組織において、ミドルリーダーとして立場と役割を自覚し、学校経営に積極的に関与している。特に研究主任として、主題研修の運営について、管理職への連絡や相談を密に図りながら、計画的に推進している。また、意欲的に研究発表会や研修会に参加したり文献等の情報収集を行ったりして、学校の研究内容の充実、深化を図っている。さらに、福岡県教育委員会重点課題指定・委嘱研究を推進している。そのため、主題研修における検証授業を自ら進んで行い、本校研究主題に係る国語科の学習指導の在り方について提案するとともに、他学年や学級の公開授業の際にも指導案作りの段階から積極的に関わり、公開授業や研究協議会をとおして、国語科の学習指導における手だてを具体化している。

研究の成果は、他教科の学習においても具現化しており、生徒が意欲的に学習に取り組むようになっている。生徒の学力の定着や向上にも成果が現れ、全国学力学習状況調査や福岡県学力テスト、他学力調査において全国平均や県平均を上回る結果となっている。
児童の体力向上においても、平成23年度の福岡教育大学附属小倉小学校体育科の長期派遣研修の成果を生かし、体育科の学習について授業公開をしたり、実技講習を実施したりして、本校の体育科の授業の充実を図るとともに、体育主任と連携し、業間体育や体育的行事の立案や運営に関わり、体力向上に向けて効果のある取組を行っている。

地域社会教育賞 受賞者

古賀 彩子 氏写真001

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PLAY FUKUOKA 代表

古賀 彩子 氏

Koga Ayako

2005年、前身である「福岡プレーパークの会」(ボランティア団体)を発足し、子どもが主体的に自由に遊び心を発揮するための環境づくりを最前線で担ってきた。20代の頃からプレースクール協会にてプレーワーカー(子どもの遊びに関わる専門家)として長年活躍した経験と、持ち前の人情味溢れる性格が存分に発揮され、その活動は瞬く間に展開。今では子育て支援者や行政そして何より子どもたちに、厚い信頼を得ている。具体的には福岡市内外のプレーパーク支援(プレーワーカー派遣や相談業務等)や乳幼児子育て講座を実施するとともに、2008年にはPanasonic NPOサポートファンド助成事業を契機に学生プレーワーカー育成をスタート。その成果が実り、2011年からは福岡市との『共働事業』として学生プレーワーカー派遣事業を実施し、福岡市こども未来局が取り組む「放課後等の遊び場づくり事業」にも携わっている(推進委員・選考委員)。2012年「PLAY FUKUOKA」に改称し、現在も精力的に活動を続けている。

代表 荒木 貢 氏写真001

代表 荒木 貢 氏写真002

代表 荒木 貢 氏写真003

なんちゅうカレッジ事務局

( 代表 荒木 貢 氏 Araki Mitsugu

春日南中学校が、創立20周年を迎えた際、記念行事としてスタート。当時の「記念事業実行員会」のメンバーが中心になって企画・実施した。当初は希望する生徒だけが参加していたが、9期目より、学校が、「総合学習」と位置づけ、1・2年生全参加となる。今年度は13期目を迎え、スタッフはおよそ20人。PTA役員経験者や地域有志で組織され、無報酬で行う。地域の大人も、希望により参加できるのが特徴。

講師:講師はおよそ50人で地域の達人に依頼する他、行政機関や、各種団体に依頼し、無報酬。
講座数:29講座
受講者数:中学生350~360人 地域50~60人。合計400人余。
開催期間:5月~12月の間に、土曜日の午前中2時間を10回開講。
最終日は なんちゅうカレッジ祭(成果発表会)を開催。

産業教育賞 受賞者

山田 登三雄 氏写真001

山田 登三雄 氏写真002

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株式会社九州電化 代表取締役

山田 登三雄 氏

Yamada Tomio

団体経歴

九州めっき工業組合理事長
全国鍍金工業組合連合会常任理事 技術委員長
一般社団法人 福岡市技能職団体連合会会長
福岡県中小企業団体中央会理事
福岡ものづくり産業振興会議企画運営委員
福岡商工会議所小規模企業振興委員

実業経歴

福岡大学工学部電気工学科昭和50年3月 卒業
日立家電販売(株)昭和50年4月~昭和52年3月
(有)九州電化工業所昭和52年3月 入社~現在
(株)九州電化昭和58年5月 入社~現在
(株)九州電化 代表取締役社長平成9年7月 就任~現在

表彰歴

全国めっき技術コンクール
厚生労働大臣賞 受賞 平成16年11月
めっき工業振興発展
経済産業省製造産業局長賞受賞 平成25年11月

平成19年度から同24年度まで福岡県自動車産業アドバイザーによる生産効率向上のための指導を受けた後、同25年度から異業種グループによる自主研究会を立ち上げてその中心となり、生産性向上や企業連携等の課題等に取り組んでいる。また、社内における技術教育にも力を入れ、めっき技能の向上伝承のため訓練場「めっき道場」を設置した結果、社員から、1名の「現代の名工」(厚生労働大臣表彰)受賞者や、全国コンクール受賞者を12名と多数輩出している。