第10回アジアドラマカンファレンス in Kyushu

アジアドラマカンファレンスとは

10年前、日本放送作家協会の市川森一氏と韓国文化産業交流財団(KOFICE)のシン・ヒョンテク会長が意気投合して、アジアのテレビドラマの脚本家や製作者が相入れることで、アジア全地域に歓迎されるドラマづくりや、アジアをハリウッドを越える文化コンテンツ産業のメッカとして発展に寄与しようという大義名分のもとで発足。

日本、韓国、中国、台湾など、東アジアで活躍するテレビドラマ作家・プロデューサー約150名による、作品企画・製作発表と意見交換等を実施する国際会議。

第3回長崎大会では日本の放送作家が書いた脚本で韓国のドラマを7篇作る等、毎回、実質的な成果物を作り上げるネットワークが形成されている。

カンファレンスは、2006年より東アジア各国の持ち回りで開催。第1回を韓国・釜山で、第2回が中国・上海で、第3回が日本・長崎ハウステンボスで、第4・5・6回が韓国・ソウルで開催され、第7回は日本・福岡、第8回は韓国・ソウル、第9回は韓国・キョンジュで開催された。

故・市川森一 Shinichi Ichikawa

1941年4月17日、長崎県諌早市生まれ。
日本大学芸術学部卒業後、1966年「快獣ブースカ」で脚本家としてデビュー。ウルトラマンシリーズなど子供向け番組を手掛けた後、「傷だらけの天使」、「淋しいのはお前だけじゃない」、大河ドラマでは「黄金の日日」、「山河燃ゆ」「花の乱」など大ヒットドラマを数々と世に送り出した。また、脚本家という職能の社会的認知向上のため、様々な活動に尽力した。
アジアドラマカンファレンスは、アジアの脚本家が相入れることで、アジア全地域に歓迎されるドラマづくりを目指そうと、韓国文化産業交流財団(KOFICE)シンヒョンテク会長と共に中心的な役割を果たし心血を注いだ。
日本放送作家協会理事長を長くつとめ、文科省中教審や文化庁国民文化祭などの委員、そして故郷でも長崎歴史文化博物館名誉館長等を歴任した。2011年12月10日永眠。享年70歳。

故・市川森一

目的

アジアにおける放送映像の3大市場である日・韓・中を始め、アジア全域で交流 対象国を拡大して、アジアドラマ作家・製作者間のネットワークの強化、及び、相互交流を通じて、文化コンテンツ産業の発展に寄与する。

アジア文化固有の同質性と創作文化の共感を活用して、世界的に競争力のある、アジア合作の共同制作の基盤を構築する。

アジア6カ国を代表する作家・プロデューサーとの発表、討論を通じて、各国の文化的同質性と相違性に関する理解を高め、ドラマを通じてアジアが一つになれるネットワークの場を提供する。

作家のみならず、ドラマプロデューサーが参加することによって、将来のドラマコンテンツの紹介、共同制作、投資誘致、海外コンテンツの導入を強化する。

本会議の他にアジア各国の有名ドラマ作家、プロデューサーが共に交流する場 (歓迎・歓送ディナー、ロケ地マッチング等)を通じて、実質的に新たなプロジェクトを構想する機会を提供する。開催国日本とりわけ九州の名所旧跡など、観光インフラを紹介し、アジア各国のドラマのロケ候補地を提示する。